煙草革命 赤マル止めてみた

アルトリアからスピンオフしたフィリップモリス(PM US)が持つ最強のブランド、Marlbro。その赤をニコチンが濃い目という理由だけで、海外生活のうちほとんどの期間、吸い続けてきた。フィリップモリスの異様な収益性(売上高純利益率25%必達)、非喫煙者でも知っている知名度、世界中どこでも買えるという販売流通網、街中で見かける広告・看板の数を勘案すると、そのブランドを支えている一消費者になってはいないだろうか?と不安がよぎる。消費のことしか頭にない女性達が好むLVMH(売上高純利益率10%強)の方がまだ良心的な価格なのかもしれないという疑念も生まれてくる。
海外に出ると、国家間の煙草税による価格差が大きすぎて、銘柄間相違が気にならなくなっていたのはあるが、明確に差がある。Marlbroはいわずもがな、どこでも売っている煙草の中では最高級価格に位置している。その際、少しでも安い煙草を買い求め、味の探求をしただろうか? 確かに値段が少しでも安い銘柄は聞いたこともないようなブランドがずらりとならび、購買に少し勇気がいる。私は日に7-8本しか吸わないため、一箱買ってしまうと、失敗した味を3日間吸い続けなければならないというのも、食事よりもさらに新規購買の障壁が高くなる要因だ。
シンガポールにおけるMarlbroの購入者としては、購入価格11.00SGDという最安値で購入してきた自信がある。シンガポールのシティエリアで買えば、同じものが12.00SGDである。違法を除けば11.00SGDより安い値段はないであろう。しかし、この赤マル購買を踏みとどまったのは言うまでもなく、10セントの値上げが発生したからである。11.10SGD、高くついたな、このたった1%の値上げは、私に考える時間を与えてしまったようだ。
煙草税による国家間相違(800%対 インドネシアと中国)、そしてシンガポール国内の場間相違(10% シティエリアとアウトサイド)ばかりに気をとられていたが、銘柄間相違は20-30%のインパクトがある。
Marlbro Red タール13mg ニコチン1.0mg 11.10SGDに対し、最安値を選んでみた。
Break Full Flavour タール13mg ニコチン1.0mg 8.70SGD 22%Discountである。
製造している会社はマイティというフィリピンの会社です。
http://www.mightycorp.com.ph/default.asp
Break-pcg.png
外国用のブランドのせいか、自社ページにも写真が載っていないようなので、俺が代わりに宣伝してやろう。それにしても興ざめなWarning Messageだ。デザインが台無し。で、肝心のテイストだが、やはりMarlbroの味わい深さに比べると、味が浅い。ただ、変なクセはなく吸いやすい。葉の詰め方が甘く、スピードが速い。同じニコチン含有量だが、体感ニコチン摂取量が心なしか弱いので、本数が増えないかどうか慎重に検討する必要がある。
非上場会社なのか、まったく財務諸表を載せていない。フィリップモリス以上の収益性だったりして・・・。社長さんはNELIA D. WONGCHUKINGという女性で、創業60周年、創業者の子供でしょうね。
【煙草・喫煙】
2011.11.11|世界最大のたばこ市場である中国でたばこの害についての教育がない
2011.09.02: 引っ越しました。HDB(公共住宅)とは何か?
2011.08.03: JT:政府の保有株100%放出を希望
2011.05.02: 日本へ ちょっと行ってました。
2010.10.20: たばこ狂騒曲、愛煙家買いだめでにわか景気
2010.10.13: Bought In JapanがMade In Japanに勝るという仮説
2009.10.01: コンサバティブでトラディショナルな趣味2
2009.02.03: 日本から帰ってきました
2008.05.26: Global Tax Arbitrage 販売管理費