左手人差し指の先が痺れる健康不安説の行く末

8月の末辺りから、指先に痺れを感じ、ずっと無視していたのだが、ジャカルタに行き、9月中旬になっても痺れは切れず、酒を飲んだら痺れが強くなった気がした
一気に気分が悪くなり、酒の味がまずくなり、毎日飲んでいた酒が飲めなくなった(もちろん気分的にだ)。シンガポール以外の国では、お酒を飲むところで遊んでいる都合上、酒を飲まないとなると、お店の女の子たちも「今日は飲まない?大丈夫ですか?」と心配されてしまうし、インドネシアまで来て、ずっとアパートに引きこもっているのも意味が無く、また、急激に体調が悪化した場合、病院も知らないし、知り合いもほとんどいない。予定を変更して明日の飛行機を予約。
私は健康だけが「とりえ」というほど、健康を意識したことが無いので、指の痺れのようなちょっとした問題でも、私にとって大変に珍しく、動揺が大きい。休肝日は半年前、その前の休肝日はさらに半年前、というくらい毎日飲んでいるので・・・自分では、軽いアル中疑惑もあり・・・
インドネシアの最終夜、不安は頂点に達する・・・。たまらず、夜中に友人にスカイプ。
友人「手の痺れねぇ・・・。心臓からの位置から考えると、まず足から来るはずで、手っていうのはかなり末期症状。不安でしょうがない? じゃ~今、 『手の痺れ 原因』とかぐぐらないほうがいいねぇ。ウワッ!俺が読んでてても凹むわぁ~
怖くてぐぐれない・・・。
眠れん・・・。退屈だ・・・。退屈だと体がかゆくなったり落ち着かない。耳をほじると、耳から血が・・・。ぬお~~~!俺、死ぬのか?? 脳の中で血管切れてたりするのか??
が結局、夜中の2時くらいに電気をつけたまま寝ていた。
すぐにシンガポールで知っている医師に
「酒の飲みすぎで肝臓がやられてると思うんです・・・。先生の病院で健康診断とかやってますか?」
とメールし、対応しているということなので、即・病院に予約を入れ、まず診療。
「指先がもう1ヶ月くらい痺れていまして、直らないんです。」
医師 まず手首を叩きながら「痺れ強くなったりしますか?」
「いいえ」
医師 「ゆっくり左上を見上げて痺れは強くなりますか?」
「うーん、特に何も感じないです。あのー、肝臓が・・・」
医師 「この症状から肝臓というのは考えにくいですねぇ。肝臓から来る痺れなら、もっと広範、手全体が痺れるはずなのですよ。ビタミンB12でも飲んどいてください。どうしてもというのなら今日、肝臓の検査できますが、健康診断を受けるなら、その時にチェックしたほうがお安いですし。」
と軽くあしらわれてしまった。あれ? 大げさなのは俺の自己診断? 冷静に考え直してみると・・・
1.耳から血事件。空港で爪切りを没収されるので、旅行中は借り物の切れ味が悪い爪切りを使い、爪の先が鋭くなることがよくある。それで耳をほじって傷つけてしまっただけ。
2. アル中疑惑。「朝から酒を飲みたくないんだよねー。」って言っているアル中は居ない。
3.アル中疑惑その2。酒で健康を害していると思い込んだだけで、酒を飲めなくなるアル中は居ない。
4.酒飲みすぎ疑惑。毎日飲んでいるとはいえ、酒に弱く、酒量でワイン一本程度飲むと、眠くなってそれ以上飲めない。
素人の俺の「酒飲みすぎで肝臓壊している疑惑」は、プロの医師の診断により、完全に否定された。「手の痺れ」と「指先の痺れ」は違うそうです。
シンガポールの医療は、保険が利かない(というより医療保険に入ってない)ので多少高い。海外旅行保険が使えるケースもあるが、病院は歯医者と産婦人科と小児科しか行かないというくらい縁がない生活をしているので、今回、指の痺れに「病気判定」が下り、本格的な治療が必要になってから医療保険はやればよいと考えた。30分程度の診察で150SGDだったのだが、その程度なら高くはないでしょ? 歯医者・健康診断以外の病院って、俺10年以上行ってないの。
シンガポールの医療制度
シンガポールには、日本人医師が居る病院がある。日本での医師免許をトランスファーし、シンガポールにおいて日本人を診察することができる。すごい柔軟性ですよね。そこはさすがシンガポール。私の行った病院は、綺麗なビルに入っているので、自由診療のシンガポールの中で安い病院ではなさそうではあるが、医師が無欲。もし、シンガポールのやり手のビジネス医師だったら、「コイツ、健康なくせに、肝臓が悪いと勘違いして不安に思っているな?」と思ったら、ここぞとばかりに、精密検査だなんだと、高い薬を売る、絶好の機会と捉えられてしまうであろう。
しかし、日本の医師は、日本の感覚。医療は商売という感覚ではないので、非常に良心的でした。ビタミンB12は院内でも買えるそうなのですが、私が「B12とかのサプリは、Guardianとかで売ってますよね?」と言ったら
医師「あー、ご存じなんですね、Guardianで買った方が安いですから、それで大丈夫です。」
と商売っけは無い。雇用主だとしたら、「取れるヤツから徹底的にカモれ」と言うところだが、今回、私は患者患者。優しい先生で良かったなぁw


でも指の痺れは確かにあるのだ。心配なので、一応、何にも出ないだろうなぁと半分くらい思いながら、450SGDの健康診断を予約。日本でやろうかとも考えたのだが、健康診断は日本でも健康保険が効かないので、シンガポールでやっても大して変わらない。サラリーマンの皆さん、会社で義務付けられてる健康診断は無料ですが、自費で受けたら5~10万円くらいかかるんですよぉ~。会社を辞めてから一切健康診断も受けてないので6年ぶりくらいに健康診断をしてみるのも悪くない。
血液検査や尿・便もあるのだが、それは検査に1週間ほどかかる。しかし、健康診断当日に、体重不変、血圧低めの結果を見た時点で、「ぁあ・・・、俺、健康体だ・・・」と悟る。
健康診断の結果。
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血圧低いなぁ・・・。低い分には問題無いらしい・・・。
医師「血圧が低いとめまいとか発生する場合がありますが、大丈夫ですか?」
「長時間風呂に入って、上がった直後くらいはあります」
医師「うん、それ、みんなそうですね。」
次、注目の肝機能・・・。
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「酒の飲みすぎで肝臓」って誰が言ったんだ、コラァ~!ってくらいの健康な肝臓を示す数値が並んでいる…。
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面積大きい方が健康なんだって。でも内側に食い込んでるのって、俺の自己申告によるものばかりだなぁ・・・。ストレス無いと思うんだけどなぁ・・・。
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健康診断のこの数値を定量的に見せられてるのに、まだ肝臓だとか酒飲みすぎだとか思ってるとしたら、行くべきは内科じゃなくて精神科だなw 健康診断後の無料診察オプションもついていたのですが、この数値で「どこか悪い所無いですかねぇ?」って言われても、医者も困るだろうしなぁ。健康なのに健康診断って無駄遣いだったか。39歳だし健康状態のチェックは必要だった、と思うことで納得しよう
しかし、やっぱり反省だ! 健康という結果を得られたのは良いことだが、健康に対する自信が揺らいだのは事実。精神がたるんでいる証拠だ。
健康診断の結果って、何か問題ないと面白くないし、話題にもならないよね。ごめんごめん。特に健康に気を使っているわけでもないのに、健康だったw この感謝の気持ちの矛先が見当たらないので、「健康な体に産んでいただきありがとうございます」という気持ちを込めて、両親とスカイプで話しました。
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