ダイエットネタついでに、時間をもてあましている諸君、あるいは、連休なんだけど、これといってやることがないとお悩みの諸君に朗報だ。連休中、家に引きこもっていることがあるならば、良い機会だから一度、自分のライフスタイルを見つめなおす意味で、イントラデイ(日中)体重増減を測定してみてはいかがだろうか? 体重計を持っているならば、コストはかからない。
私自身が、3日連続で、測定してみた結果である。
朝 62.9kg(コーヒー一杯後)
夕方 飯前 62.6kg
飯後 63.6kg (水もたくさん飲んでいる)
酒飲んで小便後 63.0kg
就寝直前、さらに酒と水を飲んで、小便後 63.3kg
7:50 朝 62.6kg (朝一番、小便後)
10:25 62.8kg (大便後、コーヒー・水飲み後)
12:05 63.1kg (朝飯後)
18:00 62.7kg (お出かけ前)
22:30 64.3kg (小便前)
22:35 64.0kg (小便後、就寝前)
7:45 63.5kg
11:30 63.1kg
13:00 63.5kg (朝食後)
16:30 63.2kg (プール、小便後)
なんだか赤ちゃんの食事のようだが、食前・食後に体重を量ると自分が何g食ってるのかわかる。飯だけだと、500gなんて食ってないわけで、300-400g程度に過ぎないことがわかる。イントラデイで体重に最も大きなインパクトを与えるのは水の出入りであることがわかった。長期のファンダメンタルズは、食事と運動量によって決まる脂肪と筋肉の重さで決まるのであろうが、超短期で見ると、ファンダメンタルズに全く影響を与えないゼロカロリーの水が、最大に影響しているとはなんとも皮肉な結果である。このミクロな体重測定によって得られるのは、基礎代謝、通常男性では1500-2000kcal/dayと言われているが、この大きさに対する理解、つまり、何かを口にしないと、排泄によってドンドン体重が落ちてしまうことがわかる。また、口から全てのエネルギー源を取り入れ、生きているのだということを実感させてくれる。
体重を気にしている神経質な読者諸君は、この測定により、測定誤差も明確になるだろう。食事・お小水の量、睡眠後の基礎代謝効果などが定量化できれば、定点観測の時刻における、細かなブレの要因も特定できることだろう。
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