ビールの国ドイツでは、日本のビールメーカーは執拗な嫌がらせを受けており、日本のビールメーカー
が作るビールは、「ビール」として売ってはいけないことになっております。
ビール大国ドイツの自尊心と国内産業保護のための犠牲者です。
また、ビールは鮮度が命と思っているのかどうか知りませんが、輸出に関しては非常に消極的で、
ドイツビールを外国で飲むのは極めて稀といわれています。
そんなこだわりのドイツ人がいっぱいいる環境下で、私のグルメ上司が
「一番おいしいビールはなんだと思う?」と質問され、
Asahi. Asahi is number1. Fantastic!
あ~!それドイツ人の前で言っちゃダメ~!と思いましたが、彼はとても大きな声で言っていました。
おそらくドイツ人からすると、一番おいしい寿司は何?の質問の答えがカリフォルニアロールというように
聞こえたに違いありません。
私の上司が話せる唯一の日本語は「ビール、ふたつ、おねがいします」
という人なので日本人バイアスがない分、日本人の評価よりも信頼性の高い味覚評価だと思います。
私の上司は88年から89年の2年間、日本経済が世界一の頃、日本に居たせいか、日本への評価
(特に食に関して)が非常に高い影響もZeroではないでしょうが、
私の人生史上、飲んだ中で一番おいしかったビールもまた、Asahiの茨城工場で飲んだSuper Dry
なので私は非常に同意できます。お勧めですのでビール好きの方は是非行ってみてください。
http://www.asahibeer.co.jp/factory/
そのおいしさたるや、それほど酒好きではないこの私が、立て続けに3杯も飲んでしまったくらいです。
Super DryとSuper Dry黒で作るHalf&Halfでしたが、両方とも絶品でした。おつまみブーヤオです。
Asahiの工場の方曰く、「Super Dryがなぜ売れるかというとDryなんで飲みやすい。何杯でも飲めちゃう
から、売れるのです。」ということでしたが、私もヒョイヒョイと3杯飲んだので妙に説得力があったと記憶
しています。