今回は、通貨発行差益とかそういう楽しい話ではありません。だからあえて、貨幣と言わずCoinと書きました。
単純にUserとして、持ち歩く際の利便性についての感想です。
私のような低消費世帯においては、クレジットカード・自動決済機能付カード・高額紙幣が使えない低価格店
の消費が多いため、Coinは生活必需品
なのです。
日本のCoinの重さ・大きさを標準とするならば
Singapore(=SGP)のCoinは、軽くて素晴らしい。
香港は重くて最低だったので、比較すると特にSGPは素晴らしいと思います。
SGPでは物価を考慮すると1SGD=100JPYくらいが消費生活におけるマネーフローとなるとして
ご想像頂きたいわけですが
1セントは存在しません。 カード決済・銀行口座の中にのみの理論的存在
5セントの登場はかなり稀。 私の生活においては、香港の銀行に送る切手代とモスとバーガーキングのみ。
10セント 20セント 50セント 薄くて軽い。全部銀色なのが唯一の欠点。日本は色と形が違うのでとてもわかりやすい。
1ドル 100円硬貨よりもチョイごつですが、2ドル紙幣の流動性により、2枚以上持つことは稀。
紙幣は2、5、10、50が一般にかなり高い流動性をもって流通しています。
よって、SGPで持ちうるCoinのCombinationは
1.90ドル=1ドル+50セント+20セント×2 あるいは
1.80ドル=1ドル+50セント+20セント+10セント
なので、財布の中がコイン4枚以上になりにくいという素晴らしいメリットがあります。
比較して日本のCombinationは脅威の
999円=500円×1+100円×4+50円×1+10円×4+5円×1+1円×4
となり、最大15枚まで膨らむ可能性のある設計なのです。
香港では理論上は
9.9HKD=5ドル+2ドル×2+1ドル+50セント+20セント×2+10セント
最大8枚ですが、全てのコインはとても大きくゴツイのです。
1ドル未満は使えるところが限定的ですが低確率で発生し、10ドルCoinなるかなり重いCoinも存在する
ことも金額的に軽い財布を物理的に重くする要因の一つでした。
それからSGPは紙幣が日本並みに綺麗なのも良いです。中国の紙幣は異様に汚い。
香港も500HKD以上の高額紙幣は綺麗ですが、通常紙幣はあまり綺麗ではありませんでした。
またSGPの高額紙幣ですが、日本では1万円、香港では1000HKDに相当する100SGD札に加え
1000,10000の高額紙幣もあり、通常の生活で登場することはありませんが、ハンドキャリーにはばっちりです。
実際私は1000までしか見たことないですが、1000ドル札があれば、札束一つで10万ドルなのでハンドキャリー
は十分です。100万ドルのハンドキャリーって、ちょっと怖いでしょう?
中国の高額紙幣はわずか100CNY! 大した金額でなくても鬼ような札束の数になってしまいます!
中国もSGPを見習え!プリプリ。