勉強熱心なオプションオタクの個人投資家が多いようなので、一度まとめようと思う。また金融機関でデリバティブのトレーディングをしているプロフェッショナル諸君にも「2014年にS&P500に追従し、下がった時にクッション(微プラ)になるようなデリバティブのポジション、君に作れるかね?」とお灸をすえる意味もある。
上場オプション取引について、今まで書いてきたものをまとめてみた。分量はかなり多いが、これを全て読んで理解すれば、オプションによる暴落対策=ダンシングドラゴンを構築することは可能である。当然ながらダンシングドラゴンはただの戦略であり、盤石な(絶対儲かる)ものではない。自分のもっている手法やノウハウをネット上で無料公開したところで、理論的、スキームとして、戦略として暴落対策を講じることはできようが、私と同じパフォーマンスには絶対にならないことを私は知っているので、心配は無用だ。暴落対策を念頭に置いて、諸君らが真似をした場合、長い上昇相場に付いていくことが厳しいであろう。
1.スプレッドシートの作り方やリスク指標の見方などについて
2013.06.10 初めてのオプション取引 1/2 ~口座開設・取引まで
2013.06.17 初めてのオプション取引 2/2 ~天才が作るオプション・エクセル
2014.07.07 オプション・トレーディングにおける個人投資家とプロの違い
2014.07.28 続・オプション・トレーディングにおける個人投資家とプロの違い、グリーク(リスク指標)の見方
↑遊びで始めた米国オプション市場があまりにも有用なので、ポジションがでかくなりすぎて金利リスクが膨大になってしまった経緯。そしてその対策とヘッジについて。
2.米国オプション市場特性について
2013.09.26 S&P500のオプションも、はじめちゃいました
2013.10.11 米国オプション市場で遊んでみた 1/2 ~実質的に狭いAsk/Bid
2013.10.31 米国オプション市場で遊んでみた 2/2 ~市場特性
3.暴落対策(ダンシングドラゴン)のオプション戦略の意義
2014.08.27 新オプション取引戦略の考案 1/3~暴落対策の難しさ
2014.09.03 新オプション取引戦略の考案 2/3~基本はカレンダースプレッド
2014.09.11 新オプション取引戦略の考案 3/3~時間と供に変化する損益曲線