アジア一国一愛人構想、現在のところ、最新参入国であるフィリピンは、去年から潜伏活動を始めている。シンガポールに住みながら、日本、中国(香港含む)、タイ、インドネシア、フィリピンの5カ国をフォローしているが、各国1ヶ月使うと、これだけで5/12はシンガポールに居ないことになり、かつ各国1年1回のペースであるため、これ以上増やすと、せっかく構築したネットワークの維持が難しくなる。
日本人がフィリピン人に学ぶべきことは、「底抜けた明るさ」である。国の豊かさを示す幸福度指数なる指標があるが、アジアで最も高いのではないかと思えるほどに(正確にはベトナムの方が高い)、彼らは幸せそうである。去年に引き続き登場するマニラ香里奈などは、所持金=全金融資産で、300円しか持っていないようなヤツだが、止めようが無いほどに幸せそうなのである。わずかな収入の差を気にしたり、贅沢な悩みを持っている日本人は、一度、フィリピン人と対峙すれば、日本人が抱きがちな”悩み”のあまりのくだらなさに気づくであろう。失うことが怖くて、小さな一歩すら踏み出せない人にもお勧めだ。私が「金を失うことが怖くない」と言ってもあまり信憑性を持たないようだが、典型的なフィリピン人の振る舞いを見れば、誰もが納得するであろう。
幸福度指数 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%BA%A6%E6%8C%87%E6%95%B0
1位はコスタリカ76.1と上位は南米系の国々が多いが、東アジア・東南アジアでは
5位 ベトナム 66.5
14位 フィリピン 59.0
16位 インドネシア 58.9
19位 ラオス 57.3
20位 中国 57.1
33位 マレーシア 54.0
39位 ビルマ 51.2
41位 タイ 50.9
49位 シンガポール 48.2
68位 韓国 44.4
75位 日本 43.3
80位 カンボジア 42.3
84位 香港 41.6

最下位 143位 ジンバブエ 16.6
幸福度指数の定義や計算方法は知らないが、感覚的には合っているような気もする。いわば非グローバル化指数、非アメリカ化指数?、うーん、ちょっと違いますかね…、フィリピンは英語が公用語だし、超アメリカ植民地なんですよ。資本主義が浸透するとこの値が下がるような気もしないでもない…。緯度の絶対値、小さいほど幸福度が高いという相関はありそうだけどね。