婚活女子の2つの判断基準
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多くの婚活女子は切羽詰っているので、「顔も身長も収入も性格も家も財産も将来性も…」と多くの基準に固執したりはしません。そんなことをしていたらおいしい餌はすぐに他の魚に奪われてしまいます。目の前にいい餌が現れたらすぐさまそれをモノにできるように、彼女らは「重視すべき判断基準」をふたつにまで絞り込み、そのふたつの基準だけで即座に判断ができるように身構えています。そのふたつの基準とは、たとえば「経済力」と「相性」です。もし経済力もあり、相性も良い男性が現れたら、彼女らは「即ゲット!」するでしょう。でも実際にはこのボックスに入る人は多くありません。だからこそ多くの女性が熱心に婚活しているのです。経済力は低いけれど、性格やライフスタイルなど相性が合う人は「とりあえずキープ」といったところでしょう。結婚するかどうかにかかわらず、一生友達でいたいと思うタイプでもあります。では、「経済力は高いけれどいまひとつセンスやテンポが会わない人」に出会った場合、女性はどういう判断をするのでしょうか?先ほどと同じように「一長一短だから、とりあえずキープ!」でしょうか?実は違うのです。彼女らはこのタイプの人に対しては、「つきあいながら考える」という対応をします。ひとつの基準を充たし、もう一つの基準は充たしていないという点では先ほどと同じなのに、なぜ対応方法が違うのでしょう?
こう書くと「結局、女にとっては金がすべてなんだな」と悪態をつく男性も出てきそうですが、そうではありません。経済力は「相手に求める条件」ですから、女性側ではコントロール不可能ですが、「相性」は女性側が歩み寄ることにより合わせることが可能です。このため「相性は悪いが経済力がある」候補者の方が「相性が良いが経済力は無い」候補者より、「相性もよく経済力もある」に移動できる可能性が高いのです。つまり彼女らは、「経済力よりは相性の方が、自分の努力で改善できる余地が大きい」という合理的な判断をしているわけです。なお経済力も無く相性も合わなければ、即座に「圏外」ボックスに入れられるのはみなさんもよくご存知の通りです。