九州・東北に至る経緯の全ては香港で企画された。香港に住むバブリー先輩と九州で遊び、東北・宮城県・石巻に住む翡翠社長が
被災・復興という名の下に巨額の金が動いている。その現場を見に来たらどうだ?」
というので、今回、初めての東北地方入りを決意した。石巻にて翡翠社長の話を聞いた上での意見が交錯しているため、時間の前後はあるが、私を中心に時間軸に沿って書いていこうと思う。
東京から仙台は東北新幹線でわずか1時間30分で到着する。ただし、仙台から石巻までの仙石線の一部の線路がまだ復旧しておらず、仙台から石巻まで電車で行くことはできないのでバスでの移動となる。震災から3年も経っているのに、「復興が遅い」と言っている被災者の声は、こういう状況が未だに続いていることが原因であろう。
翡翠社長「東京駅新幹線23番ホームが既に東北だ。忍耐強い顔した人が多くなり、服の色は茶色やグレーなどの地味な色でピンクの服などまずいない。そしてみんなこれから東北へ行くんだという東北人固有の不思議な連帯感が存在している。年寄りが多くてなんか、雰囲気暗いんだよね。」