タイの農家
坂の途中にあり、入り口は狭いが広さはそこそこにあるが、現在、コーンの収穫中、昼間は誰も居ない。地下室のようなところに、袋に入ったコーンが山積みにされている。いすずのトラック、クボタのトラクター、いすゞの軽トラなどなど、日本銘柄オンパレード。坂の途中というか山の斜面にあるので、視界が狭く、どのくらいの広さかはわからない。実は改装中の家が別にあって、ここは仮住まい。完成したらもっと広いし綺麗だし、お前の部屋も用意できる。とのことだ。宿泊するところを探し求めて、20-30分かけてメインストリートに戻り、さらにメインストリートを北上して20-30分したところで、お父様から電話、「車を使うから家に戻せ」ということで、呼び出されて、また1時間かけて実家に戻る。
田舎嫌いのリーラム
一応、軽く挨拶はしたものの、一緒にご飯を食べるでもなく、即撤退だ。リーラムは、家族が嫌いなのではなく、結局、田舎の感覚が合わず、彼らと話すことがあまり無いのだ。誰も英語を話せないので、言語と感覚がずれまくっている私は、さらに家族と話せるはずが無いと踏んでいるのだ。確かにそうなのだが、話さなくていいんだよ、一緒にご飯食べて、酒飲んでいればw リーラムの弟は既に結婚して子供までいるのに、それよりも年上のリーラムが独身を貫いて、遊び続けているので、「早く結婚しろ」と言われ続け、それがうっとおしいのだ。
リーラムの話を聞いていると、状況がわかるわ。会話が合わないという意味では、国は変われども、私も似たような状況だ。
父と私
「飯食ってるか?」 「食わなければ死ぬ」
「シンガポールは暑いか?」 「季節は無い、常に暑い」
「じゃ、体に気をつけて」 「毎度どうも」
いつ会っても変わらない意味の無い会話だ。