中華系ポリアンズグループに日本人一人でまぎれて行ってまいりました。
ロバートソンキーのクラブですが、中国系なので、中国語が話せない人だけで行っても面白くありません。
中国Nightって感じがし、香港を懐かしく思いました。中国語が飛び交う環境は実に久しぶりです。
確かこんな感じ「中国人のシンガポール苦労話。」
Coffee, Milo, Milk。 コーヒー、マイロー、ミルク。
中国語で、「マイローは無しという意味」らしく、コーヒーミルク無しを頼んだら、
コーヒーとマイロー(milo)とミルクが3つ出てきたって笑い話。
2008.08.11: Milo
親切な中国人がわざわざ説明してくれました。
さてクラブですが、バイトの踊り子さんが中国から来ているようで、中国語が話せないと踊りを見ているだけ。
彼らは顧客とお酒を飲む義務は無いので、面白そうだったら席に来るというルールのようです。
楽しく過ごせてしまった私は中国好きなんでしょうかね。
中国人と言えば、「嘘つき、ケチ」ってイメージを抱く人が多いかと思います。
中国通のこの私から言わせてもらえば、そのイメージは正しく、多くの場合当てはまります。
「Yes」「やります」と言っても動かない、やらない
売った後は、アフターサービスなんてやるだけコストの無駄。いかにして逃げるかが儲けるコツ。
見えない努力なんて無駄。陰でいかにして手を抜くかが儲けるコツ。
アジア在住諸君は、見掛け倒しの製造・建築物に、上記の思想を感じることが多いと思います。
特に準貧困層は、いかにも不誠実そうな顔つきをしているので、私も最初から何も期待しません。
ただ、どこの国でもそうですが、中国でも、エリートは違います。
信頼の尊さと価値を理解しており、人を騙したりすることが最も高くつくことを知っています。
義理という安いオプションを売るのが嫌いで、細かい金額であれば相手に払わせることを良しとしません。
タクシーでも、クラブの料金でも。相手に払わせることを極端に嫌がります。
台湾人が言いました。
「俺はな・・・香港人が嫌いなんだ。なんでってアイツら会計の時によ電卓持ち出してキッチリ割りやがる。
確かに合理的だとは思うよ。でもみんな友達。仲間なんだから。今回、私払います。次あなた払います。
これで良いじゃない?」
(台湾人と中国人は一緒にしたら怒られそうですが、私は中国語Speakerを中国人としています。)
日本人の感覚に近いですよね。でも・・・台湾人の彼と私は初対面・・・。
友人ならともかく、初対面の人には、ここまで言わないですよね。日本の感覚では。
唯一中国語が話せない私がクラブで退屈だったと気を使っているようにも思えたので
「俺、香港に住んでいたし、香港で同じ状況はよくあった。今日は本当に楽しかったよ。払うよ。」
と言ったのですが、「次な。」と諭され、彼はわざわざクラブの出口までお見送り。
こんな感じの経験、中国でも香港でも多いのですよ。
ちょっと中国の悪口は言い難いってのわかってもらえる?
【関連記事】
2008.05.13: 語録 ~中国のお友達
2008.05.12: 夢をアツク語る女
2008.04.28: 中国”ツウ”としての全面対決
2008.04.23: 深圳 初O/N ~突然の為替取引規制変更の果てに
2008.04.15: 国境 ~統治権の狭間
2008.03.14: 上海旅行 最終日 ~株式投資の原点 地場証券にて
2008.02.08: 中国の新年にちなんで、太陰暦を考える